諦めるには辛すぎる。
毎度病気のことについて書いていますが、
その病気のせいで泣く泣く諦めることもあります。
わたしは16歳で原付の免許を取り、
17歳で中型自動二輪の免許を取り、
18歳で普通自動車の免許を取りました。
免許を取っては乗り、お前は男か?というくらい乗り物が大好きでした。
首都高環状線を主に走っていました。
いわゆる「走り屋」ですね。
しかも警察からは「ルーレット族」と言われていました。
その後も、カワサキのゼファーというバイクをエンジン以外全部改造して、
雑誌「ロードライダー」の別冊「カスタムマシン」という雑誌に掲載されました。
それから父からスズキのビッグスクーター、スカイウェイブ400を譲り受け、
喜んで走り回ってました。
それだけ好きなバイクとクルマを運転する事を諦めなくては。
自主規制です。
運転手がてんかんの発作を起こしてクルマが暴走して人をひきまくった事件とか
ありましたよね。
わたしも悲しいことにその人と同じ、てんかん持ちになってしまいました。
いつ、どこで発作が起こるかわからないのです。
前回の初めての発作の時も、予兆があったわけではなかったです。
そんなわたしが「運転」すると、
アクセルとブレーキを踏み間違える年配の方と同じように、
「運転危険人物」に属してしまいました。
2.5Lツインターボのドでかいクルマを乗り回す走り屋だったこともあり、
普通の女性より運転はうまかったですし、なにより好きでした。
しかし「てんかん」のせいで、
わたしの運転人生を終わらせなければなくなりました。
今となっては、「運転している間に発作が起きたら」が頭から離れません。
わたしはハンドルを握ることができなくなったのです。
もっぱら運転は旦那に任せ、バイクも乗っていません。
この先も、いつ何がどうなるかわからないので運転はできないと思います。
こんなに好きなのに。